秋のサイン?

僕の地元の道端では、なぜか10月頃に入るとカマキリが大量に発生して、
地面の上には、たくさんのカマキリがペッチャンコになっている。
先週日曜日は、一日に7匹ペッチャンコになっているのを目撃。
いつもの散歩コースが、事件現場に代わる瞬間。

鉛色したアスファルトと、その上に広がる鮮やかなグリーンのコントラスト。
目を不必要に刺激するイヤ〜なものであることこの上ないにも関わらず、
毎年秋に見かけるものだから、不思議といつの間にか、これが目に入ってくると、
僕は秋を感じるようになってしまった。

「……ああ、こいつぁきっと、秋の仕業にちげぇねぇ」

被害者はいつもカマキリで、犯人はたぶん秋。